にきび治療薬

ディフェリン(第二世代ビタミンA製剤)」

 

上本町わたなべクリニックのにきび治療・美白治療 

 

 

一般的に、にきびと呼ばれる病気は、正式な病名が「尋常性座そう」というカビの一種のアクネ菌によって起こる皮膚の感染症です。

 

これまで、日本で は、細菌に効果のある抗生物質の内服や塗り薬のみの処方しかできませんでした。世界的には、ビタミンA 製剤である「トレチノイン」などが使われています。そのため、にきびに悩む方の中には、海外から高価なビタミンA 製剤や高額な化粧品などを使っていました。ビタミンA 製剤は、しみとりや美肌などにも効果があります。

 

当院では、平成201021日から、より副作用の少なくなった、第二世代ビタミンA 製剤である「ディフェリン」によるにきび治療を行います。当院では、健康保険での受診が可能ですので、これまでより手軽な値段ではじめることができます。

 

ビタミンA製剤は、皮膚がむけるなどの好転反応が強く、使用経験が豊富でなければ、使用が難しいです。これまで、 多くのビタミンA製剤の使用経験があるため、ご安心してご使用下さい。

ディフェリンゲルについて

ディフェリンゲル0.1%はガルデルマ社が開発した、レチノイド様作用を有するナフトエ酸誘導体アダパレンを有効成分とする、尋常性ざ瘡(ニキビ)治療の外用剤です。
アダパレンが表皮細胞の核内レチノイン酸受容体(RAR: Retinoic Acid Receptor)に結合し、毛包上皮細胞の分化を抑制することで、ニキビの前段階である微小面皰と非炎症性皮疹(面皰:通称黒ニキビ、白ニキビ)の形成を抑制し、その後進展して出来る炎症性皮疹(通称赤いニキビ)も減少させます。

 本剤は、ガルデルマ社によってすでに欧米80カ国以上で承認取得・販売されており、1995年にフランスで発売されて以来、延べ2,200万人の患者さまに使用されています。日本での臨床試験は、尋常性ざ瘡を対象とした試験としてはこれまでで最大の規模で、第II相臨床試験に238名、第III相臨床試験では644名の患者さまにご参加いただきました。尋常性ざ瘡を適応とする外用レチノイド製剤としては、日本で初めての製造販売承認取得となります。

   

 

ディフェリン・トレチノイン治療の行っている病院リスト

 
 

 

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